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一般社団法人野洲青年会議所

第41代理事長

​浦谷 達也

基本方針

〇本質を見極める力と信念をつらぬく組織づくり

〇歴史に学び、未来を創る発想力と新たな価値の創造

〇失敗を恐れず、挑戦を続ける精神力と行動力

〇ポジティブであれ、格好良くあれ

​〇変革を牽引するリーダーシップの発揮

2025年度 LOMスローガン

 

Breakthrough

”信念をつらぬき、本質をとらえよう”

所信

一般社団法人野洲青年会議所

 第41代理事長 浦谷 達也

 

【序章】 ~Penetrate~

昨年の創立40周年を経て、歴史ある一般社団法人野洲青年会議所(以下、野洲青年会議 所)は新たな章を迎えようとしています。これまで数えきれないほどの事業が企画・立案され、その一つひ とつに歴史があり、現在の野洲青年会議所はその歴史の先に存在しております。しかし、時代は常に変 化しており、私たちを取り巻く環境も大きく変わってきている今、40周年を節目に組織構造自体を変化 させていく必要があると考えています。 現代の世界は、かつてないほど急速に変化しており、AI・テクノロジーの進化や社会的価値観の多様 化により、社会構造そのものが大きな変革期を迎えています。このように変化を遂げ続ける世の中で、野 洲青年会議所会員が減少傾向にあることは非常に大きな問題であると感じています。会員が減少傾向 にあるということは、我々は時代の変化に合わせた組織変革ができていないのではないでしょうか。変革の 波に乗り遅れることなく、地域社会を牽引する組織であるために、我々野洲青年会議所も未来への道を 切り拓いていかなければなりません。そのためには、自分を信じ、突き進む信念が必要となります。その信 念に従い、一歩を踏み出す勇気こそが社会を変えることにつながっていくと確信しています。

【信念の章】 ~いつの時代も変わらぬ本質~

時代の変化がどれだけ急速であっても、我々は揺るがない強い想いをもつことが必要です。時代が移り 行くにつれてその時代の流行、価値そのもの、価値観は常に変化し続けていきますが、人間の本質はいつ の時代も原理原則に基づいて一定であり、時代を超えて普遍的なものであると考えています。物事の本 質を見極め、我々野洲青年会議所メンバー一人ひとりが明るい豊かなまちを創るという揺るがない理念 に従って行動することで、時代に流されることのない確固たる組織へと成長できると確信しています。社会 へのアプローチは時代によって大きく変化するものであり、変化していかなければならなりません。しかし、ア プローチは変われど、行きつく先である「目的」は変わってはいけないのです。信念をつらぬき、行動を続け る姿勢こそが、地域社会にインパクトを与えるうえで最も重要です。 【変革の章】 ~歴史への敬意と変革~ 歴史を振り返れば、野洲青年会議所は多くの社会的貢献をしてきております。私たちは、挑戦を続け てきたこれまでの先輩諸兄姉に最大限の敬意を表し、歴史と伝統から多くを学ぶ必要があります。先輩 たちが共通してもたれていたのは、ただ成功したいという「結果」を求めるだけの行動ではなく、より良い未 来を創りたいという強い「信念」であったのではないでしょうか。これらの信念、思想、想いを紡いでいくのは 我々現役メンバーです。しかし、過去を模倣して歴史に囚われることなく、時代に合わせて新たな価値観 を創造していくべきです。今を生きる野洲青年会議所メンバーの一員であることを誇り、我々自身も歴史 に新たなページを刻んでいくことが非常に重要です。これまでの歴史・伝統を模倣するのでなく、物事の本 質を捉え、意義を考え、我々なりの最適解を改めて考え直すことが重要です。これまで先達たちが築き上 げてきたものを継承しつつ、時代が求める新たな価値観を創造し、より良い社会へとつなげていくことが私 たちの使命です。

【挑戦の章】 ~失敗を恐れない心と意識変革~

私たちが目指すべきは、「現状に満足せず、従来の枠組に囚われることなく、常に挑戦し続ける姿勢」で す。風当りの強い新たな挑戦を諦め、従来の枠組みという楽な道を選択することは、私は「失敗」であると 認識しています。考えることを放棄した時点で、成長機会は失われています。当然、新たな挑戦には必ず リスクが伴います。失敗を恐れることなく、一歩一歩前進することに価値があり、失敗は成功へのステップ であることを組織として認識できることが最重要であると考えています。個人が失敗を恐れずに突き進むこ とは必須ですが、失敗を許容できる「組織の体質」はそれ以上に重要です。個人の失敗に対して許容す るのは「組織」ですが、その組織の失敗に対して許容するのは「世間」であり、「社会」です。まずは、我々 野洲青年会議所が率先して挑戦しようではありませんか。失敗を許容し、失敗を恐れずに挑戦を続ける ことのできる組織であることを「社会」に対して発信することで、徐々に意識変革に向かうと信じています。 挑戦を分析し、そこから多くの学びを得る、その学びをさらに次の挑戦へとつなぐことができれば、組織はよ り一層の成長を遂げることができます。 そして、常に何事に対してもポジティブであり続けましょう。ポジティブ思考は人々に伝播し、結果も良い 方向へと導いてくれます。ネガティブな発想から良い結果が生まれることはないと断言します。短絡的に物 事を片付けてしまうのではなく、常に本質を考え、ポジティブな行動を心がけましょう。良い未来を想像し、 良い結果を思い描くイメージをもつことこそが必要です。

【希望の章】 ~Be Cool, Be Happy~

「格好良さ」は人々を魅了し、その周りにはひとが集まってきます。組織にも同様のことが言えます。格好 良さはひとを集める力をもっているのです。そして、「楽しさ」も格好良さに似た性質をもっていると思いま す。楽しいひと・組織にはひとが集まってくるのです。この原理原則に基づき、我々は格好良いひと・組織で あり、楽しい組織であり続ける必要があると強く思います。格好良さとは、「ひとは外見が9割」という言葉 にもある通り、見た目としての格好良さももちろんのことですが、内面的な格好良さも必要です。内面から 滲み出る信念、自信と誇りは格好良さとなって、人々を魅了する力となります。自分自身の揺るがないビ ジョンをもち、そこに向かって行動できる行動力こそが、内面から溢れ出す格好良さにつながると確信して います。メンバー一人ひとりが格好良さと楽しさを追求し、その姿を人々に魅せることで、地域社会を魅了 し、ともに歩む仲間が自然と集まってくると考えています。 序章で述べたとおり、会員数の減少については、これまで以上に強い危機感を抱く必要があります。 我々一人ひとりが楽しめる格好良い組織を構築し、野洲青年会議所メンバー全員で、一体となって会 員拡大を実践するという意識をもちましょう。会員が少なければ、我々の活動・運動は制限されることとな ります。会員を拡大させ、野洲青年会議所の活動・運動領域を確保する。そして「明るい豊かなまちをつ くる」という理念に集った我々自身が幸せでなければ、組織としての目標達成は永久に成し得ることはな いでしょう。個々人の幸せを紡いでいくことが、結果として社会の幸せへとつながっていきます。

 

【終章】 ~行動こそが未来を切り拓く~

青年会議所は会議体です。ここに対しては疑いの余地はありませんが、時代の変化が急速な世の中 で、意思決定の遅さはとてつもない機会損失につながりかねません。会議体であったとしても、その本質は 会議の先にある「社会貢献」であり、ともに歩む「仲間」とのつながりではないでしょうか。あれこれ思考を巡 らすことも当然必要ですが、それ以上に圧倒的な行動力をもって組織を牽引し、「Just Do it」という言 葉のもと、「とにかくやってみる」という精神をメンバー全員で共有しましょう。 同じ時代を生き、志を同じくする仲間、同じ未来を描く団体の存在、すべてのつながりを大事にしてくだ さい。社会構造を変化させるという大義をもって、ミクロの視点で自分たちの周りを少しでも良い方向に変 化させてください。ミクロな発信は着実にマクロへとつながります。自分が魅力的なひとであると自信をもって ください。我々が最高の組織であると自負してください。前向きな行動が自分の成長につながると、まちに 良い影響をもたらすと信じてください。信念に従って突き進んでください。 この激動の時代を生き抜くため、信念を持ち、本質を見極め、そして、歴史に学びながら新たな時 代を切り拓いていくという使命感をもって行動あるのみ。

“No matter what happens, Just Do It”

交流委員会

ひとまちづくり委員会

青年会議所とは

青年会議所(JC,Junior Chamber)とは

​青年会議所とは

 1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。現在、日本全国に青年会議所があり、「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。

​青年会議所の特性

 青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていくことができます。青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。

​国際青年会議所(JCI)について

 自由な社会と経済発展を実現し、新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた小さな青年活動グループから始まったJC運動は、その活動が認められ,アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展していきました。1944年には「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI)が発足。その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、JCIの一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。会員数17万人以上の世界で最も大きな青年団体です。現役メンバーに加え約250万人以上ものOBがいます。毎年11月には世界会議が開催され、世界中のメンバーが一堂に会する重要な国際交流の場となっています。

一般社団法人野洲青年会議所について

 こうした流れを受け、野洲の地において、1985年、思いを持った若者が集まり、日本国内において734番目の野洲青年会議所が誕生しました。

 一般社団法人野洲青年会議所は、滋賀県を活動地域とした地区青年会議所(LOM : Local Organization Member)の1つです。全国には約700の地域にLOMがあり、それらの連携・連絡調整機関として47都道府県ごとにブロック協議会が、ブロックの連携・連絡調整機関として地方ごとに10の地区協議会が組織されています。

 各LOMからブロック協議会、地区協議会、日本青年会議所へ出向することができます。日本青年会議所は国家青年会議所(NOM: National Organization Member)として国際青年会議所に加盟しています。

青年会議所の活動・運動はSDGsが掲げる17の目標に関連しています。

さまざまな青年会議所の活動記録をご覧ください。

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